いまこそMac!

今年の1月で、AppleMacintoshコンピュータが産声を上げてから、ちょうど30年となったそうだ。
ブログにも以前書いたことがあるけれど、僕はもともとWindowsユーザーで、ずっとMicrosoftのプラットフォームで制作を含めた仕事をこなしていたけれど、7年前に手にしたiPodiPhoneがきっかけでApple製品に魅せられてMacを導入、それ以来ずっとMacユーザーである。
Macの魅力については本当にたくさんの人によって語り尽くされているけれど、他のいつでもない、今ほどMacが輝いている時期はないと思うのだ。

昨今はとにもかくにもスマートデバイスの時代。
こちらもまたAppleがiPhoneとiPadで開拓したフロンティアに、いまやあらゆるメーカーが追随し、気がつけば都会の日常風景で、スマートフォンやタブレットに指を這わせている人を見ない日はないし、「PC不要論」を唱える人たちも出てくるほどだ。
この流れはある意味とても自然で、逆に言えば今までPCを必要としていなかった人たちにまで、インターネットやデジカメ写真の整理に必要だから、といったような理由で無理矢理PCがあてがわれていた、と言えるかもしれない。

スマートフォンやタブレットは、いわばコンテンツを消費するためのデバイスだ。
Web閲覧や簡単なメールのやり取りをしたり、写真や音楽、ビデオやゲームを楽しんだり、といった用途では、これらの機器はPCよりはるかに簡単に、エレガントにこなすことができる。

その一方で、いざ本格的に学校のレポートやビジネス文書を書いたり、デザインや音楽を創ったり、といったクリエイティブなことをやろうとすると、とたんに使い勝手が悪くなってしまう。

これは単に処理能力云々といったようなことではなく、入力デバイスやユーザーインターフェイスの違いからくる部分が大きいと言える。
文字入力だけであれば、もちろんタブレットなどにBluetoothのキーボードを接続することはできるけれど、やはり本格的に原稿を書くには、関連する資料やWebページ、メールメッセージなどを複数のウィンドウで縦横無尽に参照したり素早くコピー&ペーストしたりする、といった使い方ができるPCの柔軟性には到底かなわない。
つまり、コンテンツの消費に適したスマートデバイスに対して、PCは「コンテンツを創造するデバイス」なのだから、PCがスマートフォンやタブレットに置き換わるのではなく、両者は単に役割が違うだけなのだ。

ところが今のWindows 8は、あくまでタブレット向けに最適化されたModernインターフェイスがメインとなり、デスクトップはレガシーで副次的な位置づけとなってしまい、純粋なデスクトップ環境を望む人々にとって居心地の悪い場所となってしまった。

一方のMacはといえば、iPhoneやiPadがどれだけヒットを飛ばそうとも、いや、だからこそ「創造の道具」としてのそのスタンスは明確で、もともと定評があったデスクトップ環境の使いやすさは、先のOS X Mavericksの登場で円熟の域に達したといっても過言ではあるまい。

Windows XPのサポートが終了を迎えたいまこそ、Macのことが何となく気になってはいても踏ん切りがつかなかった向きにとっては、乗り換えに最適なタイミングかもしれない。

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